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蛍 ま い 研 究 会 と は

 三芳村蛍まい研究会は、1991年に発足しました。経済優先の社会の波が農村に押し寄せてきたときです。自然とと向き合い食べ物を作るということが、段々難しくなり始め、危機感を肌で感じていました。

 2005年秋、農事組合法人三芳村蛍まい研究会として18戸の農家が集まり、新たな歩みを始めました。
 蛍まい研究会では独自の栽培基準(低農薬米・無農薬米)を設け、栽培履歴の記帳を行い、安心して食べていただけるお米作りを行っています。作る人も食べる人も安心して食べられる当たり前のお米です。そんな当たり前の食べ物を作るということは、私たちが生活する環境を自らの手で守りながら、いつまでもこのすばらしい農村という環境を当たり前の風景として残していくための一歩だと考えています。

 沢山の想いが詰まった私たちのお米を、ぜひ一度食べてみて下さい。



農業の自立と三芳村の環境を守るために! 「蛍まい」だより創刊号 1991年8月10日
 
 私たちの住む千葉県安房郡三芳村は、房総半島の南端、安房郡市の中心に位置し、奈良時代には安房の国府が置かれていたところです。村の中を、平九里川、山名川が南北に流れ、今なお昔ながらの田園風景を残した純農村です。

 こうした三芳村も近年、経済優先社会の影響がヒタヒタとしのびよってきました。1995年完成の東京湾横断道路や東関東自動車道の館山市への延長にも刺激され、なおかつ農業の衰退、お年寄り世帯の増加もあいまって、村は大きく変わろうとしています。

 今まで私たちは、美味しい空気や清らかな水、のどかな農村風景は自然に存在すると考えていました。けれども、今この人間が生きていくための根源である、水や空気や環境が村の“活性化”や開発という嵐に壊され始めているのです。この現状を見過ごすならば農業はますます衰退し農村が崩壊し、子供たちにこのすばらしい三芳村を手わたすことができなくなります。しかし私たちは希望を捨ててはいません。この流れをくい止め、農村社会の再生を目指して行動を起こすことにしました。農民有志で十数回にわたる話し合いをし、次のようなことを決めました。

 三芳村の基盤は農業です。三芳村全面積の20%にあたる690haの水田をどう生かしてゆけるのか。米の面積の多少はあってもほとんどの農民が栽培し、しかも国民の主食であり、日本の風土・文化を育んできた基本です。米の価値や作り方そのものが、農民の心の反映なのです。
 米が変われば、農村が変わるのです。
 そこで私たち農民有志は、まず手はじめに、いきなり無農薬というのではなく、誰でも参加できる低農薬でのお米づくりを呼びかけ、消費者との直販をはじめることにしました。まだ生産者も生産量もわずかですが、今後どんどん多くなってゆく見通しです。他の農産物にも拡げてゆくつもりです。
 こうして私たちは、21世紀をのぞむ今、三芳農業の明日と農村の美しい環境を守るために、それこそ輝かしい役割を果たそうと決意しました。
 
 「蛍まい」 その名は、初夏の風物である蛍が、もっともっと増え、全国の農村の夜を乱舞するように・・・・そんな私たちの願いをこめています。

 どうか皆さん、私たちの願いに共感されて、「蛍まい」の運動にご参加ください。





(農) 三 芳 村 蛍 ま い 研 究 会

〒294-0815 千葉県安房郡三芳村千代 24
Tel 0470-36-4478 Fax 0470-36-4717
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